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燃え尽き脳神経内科医の備忘録・学習記録

燃え尽き脳神経内科医の備忘録・学習記録

脳神経内科医によるブログです。自己学習として読んだ論文や、論文中で出た英単語を記録しています。

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カテゴリー: 論文

読んだ論文に関する記事です.

Niemann-Pick病C型における近年での診断と治療 |神経内科の論文学習

Posted on 2019年8月6日 By 雪むかえ Niemann-Pick病C型における近年での診断と治療 |神経内科の論文学習 へのコメントはまだありません
Niemann-Pick病C型における近年での診断と治療 |神経内科の論文学習
医学, 学習, 脳神経内科, 論文

f:id:yukimukae:20190806163355p:plain

Niemann-Pick type C: contemporary diagnosis and treatment of a classical disorder

 Pract Neurol 2019;0:1–4.
 DOI :10.1136/practneurol-2019-002236

pn.bmj.com

Niemann-Pick病 C型:古典的な疾患における 近年の診断と治療

 Niemann-Pick病 C型は若年発症の神経症状で鑑別に挙げることはありますが,症候や診断について学習不足だったので今回読んでみました.

 上記のBMJのページでは,症例の動画を観ることができ,歩行の様子や眼球運動障害,ジストニア動画が載っています.参考になります.

 ※本邦で記載されている検査(オキシステロールなど)は国内では保険収載されていないのでご留意ください.

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運動誘発性横紋筋融解症をどのように診るか|神経内科の論文学習

Posted on 2019年8月4日 By 雪むかえ 運動誘発性横紋筋融解症をどのように診るか|神経内科の論文学習 へのコメントはまだありません
運動誘発性横紋筋融解症をどのように診るか|神経内科の論文学習
医学, 学習, 脳神経内科, 論文

f:id:yukimukae:20190804163007p:plain

How to do it: investigate exertional rhabdomyolysis (or not)

 Pract Neurol 2019;19:43–48.
 DOI :10.1136/practneurol-2018-002008

pn.bmj.com

運動誘発性横紋筋融解症をどのように診るか

 今の時期では,炎天下での運動や仕事をした際の,熱中症+CK上昇 が最も多い横紋筋融解症のパターンでしょう.これらの状況がはっきりしている場合は診断を迷わないと思います.それでも,「もしかしたら何らかの背景疾患があるのでは?」と少し疑ってしまうのが神経内科の性でしょうか…

 本論文は,運動誘発性横紋筋融解症の原因/リスクと,代謝性ミオパチーを疑うポイントが重要な部分と思い,今回取り上げます.

 治療や代謝性ミオパチーの各論についても載っていますが,ごく簡単な内容にとどまるため,今回は省略しました.

 

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進行性核上性麻痺での発症前の中脳萎縮について|神経内科の論文学習

Posted on 2019年8月3日 By 雪むかえ 進行性核上性麻痺での発症前の中脳萎縮について|神経内科の論文学習 へのコメントはまだありません
進行性核上性麻痺での発症前の中脳萎縮について|神経内科の論文学習
医学, 学習, 脳神経内科, 論文

Midbrain atrophy in patients with presymptomatic progressive supranuclear palsy-Richardson’s syndrome

   Parkinsonism Relat Disord. 2019 Jul 8. pii: S1353-8020(19)30299-8
 DOI  https://doi.org/10.1016/j.parkreldis.2019.07.009

 

www.ncbi.nlm.nih.gov

進行性核上性麻痺 Richardson症候群における発症前の中脳萎縮

 Richardsonタイプ進行性核上性麻痺(PSP-RS)の発症前における中脳萎縮に関しての論文.

 PSP-RSの発症前(=Pre-PSP-RS)に頭部MRIが撮影されていた症例と,パーキンソン病(PS),健常群(Control)を比較した研究.

 

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Horner症候群に関する総説:臨床的特徴~診断|神経内科の論文学習

Posted on 2019年8月1日 By 雪むかえ Horner症候群に関する総説:臨床的特徴~診断|神経内科の論文学習 へのコメントはまだありません
Horner症候群に関する総説:臨床的特徴~診断|神経内科の論文学習
医学, 学習, 脳神経内科, 論文

 

Horner syndrome: clinical perspectives (Review)

 Eye Brain. 2015; 7: 35–46.
 DOI:https://dx.doi.org/10.2147%2FEB.S63633

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

Horner症候群:臨床的展望(総説)

 前半に引き続いて,Horner症候群に関するレビュー論文です.
 後半は臨床的特徴や検査,鑑別疾患などについての記載です.

 

※申し訳ありませんが,小児Horner症候群の記載は割愛させていただきました.

 

 

yukimukae-eng.hatenadiary.com

 

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Horner症候群に関する総説:局在|神経内科の論文学習

Posted on 2019年7月30日 By 雪むかえ Horner症候群に関する総説:局在|神経内科の論文学習 への1件のコメント
Horner症候群に関する総説:局在|神経内科の論文学習
医学, 学習, 脳神経内科, 論文

f:id:yukimukae:20190730114906p:plain

Horner syndrome: clinical perspectives (Review)

 Eye Brain. 2015; 7: 35–46.
 DOI:https://dx.doi.org/10.2147%2FEB.S63633

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

Horner症候群:臨床的展望(総説)

 Horner症候群に関するレビュー論文です(2015年の論文なので少し前の論文です)

 本症は,(個人的には)あまり遭遇していません.しかし,片側眼瞼下垂があったり,片側顔面の発汗低下があったり,「これはホルネルで良いのか??」と迷うことが時々あり,復習も兼ねて読みました.

 長いので,前後半に分けて記載します.
 前半は主に解剖です.久しぶりに解剖の教科書を見てひたすら考えました(@_@;)

 日本語が怪しいかもしれないのでご注意ください.

 内容が非常に濃いため,自分なりに分かりやすいよう,段落分けや並び順変更しています.

 

Horner症候群

 眼球に向かう交感神経の障害.
 縮瞳,眼瞼下垂,無汗症を呈する.

 

歴史

 1854年にフランスの生理学者であるClaude Bernardが動物での本症を初めて報告したことに始まる.その後,兵士が首の銃創後に本症を生じることも分かった.
 1869年にJohann Friedrich Horner(スイスの眼科医)が眼球の交感神経障害が原因であることを初めて報告した.

局在

f:id:yukimukae:20190730220331p:plain

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前方循環系の脳卒中で生じた四肢麻痺: 症例~診断|神経内科の論文学習

Posted on 2019年7月29日 By 雪むかえ 前方循環系の脳卒中で生じた四肢麻痺: 症例~診断|神経内科の論文学習 へのコメントはまだありません
前方循環系の脳卒中で生じた四肢麻痺: 症例~診断|神経内科の論文学習
医学, 学習, 脳神経内科, 論文

Tetraparesis following an anterior circulation stroke: A case report (Case Reports in Neurology)

 Case Rep Neurol 2018;10:342–345
 DOI:10.1159/000495457

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

前方循環系の脳卒中で四肢麻痺をきたした症例

 四肢麻痺を生じた脳卒中.非常にrare caseですが,このような症例もあるのですね.

 

 

症例 62歳男性

【現病歴】

 前日に複数回転倒あり.
 翌日,頭痛を訴え転倒し,その後,すぐに傾眠となった.
 受診後の診察で右共同偏視と傾眠を認めた.脳波検査から当初は複雑部分発作と診断し,レベチラセタム750mgとミダゾラムを投与し,その後,ラコサミドとクロナゼパムも追加したが,てんかん波は続いた.

 下肢優位の四肢麻痺がみられ,遷延した.

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アルコール性ニューロパチーのレビュー/メタ解析: 検査・治療|神経内科の論文学習

Posted on 2019年7月28日 By 雪むかえ アルコール性ニューロパチーのレビュー/メタ解析: 検査・治療|神経内科の論文学習 へのコメントはまだありません
アルコール性ニューロパチーのレビュー/メタ解析: 検査・治療|神経内科の論文学習
医学, 学習, 脳神経内科, 論文

Alcohol-related peripheral neuropathy: a systematic review and meta- analysis (Journal of Neurology)

J Neurol. 2018 Nov 22.
DOI:https://doi.org/10.1007/s00415-018-9123-1

doi.org

アルコール性ニューロパチー:系統的レビューとメタアナリシス

 87の既報告を元にした,アルコール性ニューロパチーに関した系統的レビューとメタアナリシス.

 

 前半は有病率,リスクファクター等について触れました.今回はその続きになります.

 後で見返したところ,前半で載せるはずの”臨床像”と”神経伝導検査と筋電図”の部分を載せ忘れておりました.順番が前後してしまいますが,今回載せます.

 

 前半はこちら↓

 

www.neurology-memo.work

 

 

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アルコール性ニューロパチーのレビュー/メタ解析: 疫学~リスク|神経内科の論文学習

Posted on 2019年7月27日 By 雪むかえ アルコール性ニューロパチーのレビュー/メタ解析: 疫学~リスク|神経内科の論文学習 へのコメントはまだありません
アルコール性ニューロパチーのレビュー/メタ解析: 疫学~リスク|神経内科の論文学習
医学, 学習, 脳神経内科, 論文

Alcohol-related peripheral neuropathy: a systematic review and meta- analysis (Journal of Neurology)

J Neurol. 2018 Nov 22.
DOI:https://doi.org/10.1007/s00415-018-9123-1

doi.org

アルコール性ニューロパチー:系統的レビューとメタアナリシス

 87の既報告を元にした,アルコール性ニューロパチーに関した系統的レビューとメタアナリシス.

 少し長くなるので,2回に分けます.

 

 かなりざっくりとまとめたので,ぜひ原著へ.

 

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遅発性Pompe病でのBright tongue signについて|神経内科の論文学習

Posted on 2019年7月26日 By 雪むかえ 遅発性Pompe病でのBright tongue signについて|神経内科の論文学習 へのコメントはまだありません
遅発性Pompe病でのBright tongue signについて|神経内科の論文学習
医学, 学習, 脳神経内科, 論文

Bright tongue sign in patients with late-onset Pompe disease.

 (RJournal of Neurology)

J Neurol. 2019 Jun 29.  DOI:http://dx.doi.org/10.1007/s00415-019-09455-1. 

 

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

遅発性Pompe病でのBright tongue sign

  脳MRIで舌も観察する,という発想に感心しました.

  Bright tongue signについては初めて聞いた用語でした.後述しますが,最近の用語ではなく,以前から提唱されていた用語のようで,ALSで見られる所見として報告されていたようです.本研究は遅発性Pompe病でもよく見られる所見として報告されています(Pompe病に特異的な所見,という結果ではありませんでしたが).

 

Bright tongue sign陽性・舌萎縮あり→ f:id:yukimukae:20190725185958p:plain

 

Bright tongue sign陰性・舌萎縮なし→ f:id:yukimukae:20190725190046p:plain

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尿毒症性ニューロパチーの総説: 症候,検査,治療など|神経内科の論文学習

Posted on 2019年7月25日 By 雪むかえ 尿毒症性ニューロパチーの総説: 症候,検査,治療など|神経内科の論文学習 へのコメントはまだありません
尿毒症性ニューロパチーの総説: 症候,検査,治療など|神経内科の論文学習
医学, 学習, 脳神経内科, 論文

Uremic neuropathy: an overview of the current literature

 (Revista da Associação Médica Brasileira – REVIEW ARTICLE )

Rev Assoc Med Bras (1992). 2019 Feb;65(2):281-286
DOI:http://dx.doi.org/10.1590/1806-9282.65.3.469

 

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

尿毒症性ニューロパチー のReview

 教科書的には,ニューロパチーの鑑別として尿毒症性ニューロパチー(Uremic neuropathy)が必ず挙げらてれる.しかし,その症候をいまいち理解していなかった.

 今回,なんとなく目に止まったのでレビューを読んでみました.

 

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